「農民」記事データベース20100215-912-12

旬の味


 季節の移ろいは早いもので、もう立春を過ぎてしまった。1月上旬から始まった手作りみその仕込みもピークを迎えている▼学校給食への納品が始まってもうじき1年になるが、「味も香りもぜんぜん違う」と好評で、生産者一同とても喜んでいる。ただ「市販のみそに比べて豆の粒が残るのが気になる」と言われるなど、地域性もあるようだ。また「給食の予算が少なくて毎回は使えない」という声もある。ぜひ、学校給食への助成を増やしてもらいたい▼学校への納品で献立を目にする機会ができた。献立をみて驚いたのが、ご飯の回数だ。主食の欄を見るとご飯が週4日、パン・めん類などが週1日となっている。自分のころは、週1回の米飯(麦飯)が始まったばかりで、高学年になったころ2回に増えたような記憶が…▼今にして思うと、肉じゃがや野菜いために何でコッペパンだったのだろうか。家ではありえない組み合わせだ。栄養士さんも苦労したことだろう。やっぱりご飯を中心にした食事が一番だ。

(竹)

(新聞「農民」2010.2.15付)
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2010年2月

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