ハイチ大地震
救援カンパを大使館に届ける
第1次分 農民連関東ブロック
1月12日に中米ハイチで発生した大地震は、甚大な被害が連日報じられています。農民連関東ブロックの有志らは21日、緊急に集めたカンパをもって在日ハイチ大使館を訪問し、ジャン=クロード・ボード代理大使に手渡しました。
関東ブロックとボード大使は、一昨年、埼玉食健連が大使を講演に招いて以来の交流があります。大使は昨年11月に埼玉県秩父市で開かれた関東ブロック秋季研究交流集会にも参加して講演し、泊まりがけで親ぼくを深めました。こうした縁から、各県連役員はただちに会員に救援カンパを呼びかけ、第1次分をこの日持参したものです。
当日は、ブロック協議会の松本慎一事務局長のほか、茨城、埼玉、千葉、東京の各都県連などから8人が参加。合わせて21万円あまりのカンパを手渡してお見舞いを述べたのち、大使から現地の事情などを聞きました。
|
ボード大使(左端)に救援カンパを手渡す松本事務局長(その右)ら |
大使は母国の実情について、「死者は20万人とも推定されている。1人でも多くの人命を救い、1日も早く復興に取りかかりたいが、いまは電話もほとんど通じず、まだ先が見通せない」と述べるとともに、「お金以上に、みなさんの心のこもった励ましがうれしい」と目に涙を浮かべて感謝していました。関東ブロックは、今後も物心両面の支援を続けます。
【募金のお願い】 |
ビア・カンペシーナも、世界の農民組織に対し、ハイチの農民組織に救援資金を送るよう呼びかけています。農民連本部はこの呼びかけにこたえるため、全国のみなさんに募金を訴えます。
(送金先)
ゆうちょ銀行総合口座 10030―61671711
農民連災害対策本部
|
(新聞「農民」2010.2.1付)
|