千葉県農民連女性部「あらぐさ」
“農の歩み・農の大切さ”学ぶ
20周年記念して 定期総会ひらく
若い人を多く迎え
会を若返らせよう
千葉県農民連女性部「あらぐさ」は昨年12月3日、酒々井市で第21回定期総会を開き、37人が参加しました。
20周年を記念して、元県議(日本共産党)の加藤英雄さんが「日本の農の歩み、そして農の大切さ」と題して講演しました。加藤さんは「八(や)ツ(ん)場(ば)ダムは不要だ」という話や、民主党政治について「大企業に甘い減税やアメリカへの思いやり予算に思い切ったメスをいれるなど、国民に負担を押し付ける前にやれることはある。大企業やアメリカいいなりの政治をただすことが必要」と話しました。そして農業については、その根本に「農業は輸入でいい」という考えがあると批判し、「自給率を高め、増産して飢餓の国にまわすことが私たちの責任だ」など、とても興味深い話でした。
参加者から「直売所を経営しながら、新規就農者の面倒をみている」という話や、「5年前の総会のときにみんなで試した自(じ)疆(きょう)術(ストレッチ体操)が今では5班にまで広がっている」との発言もありました。
販売コーナーには、朝市でがんばっているお母さんたちが夜なべして作った手焼きせんべいや草もち、カステラ、焼き肉のタレなどが並び、ほぼ売り切れました。
20周年を迎えた今後の活動としては、その時々に応じた学習会やお楽しみ会などを取り入れてこまめに集まりを開くことや、若い人の勧誘を広げていくことが大切だなと感じました。
(千葉県農民連 小島朋子)
(新聞「農民」2010.1.25付)
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