農民連九州沖縄ブロックが研究交流集会
九州の農民連を強く大きく
農協の対応に変化
新聞「農民」広げよう
関連/米が水より安いなんて…
「ゆくさ おじゃったもした(ようこそ おいでくださいました)」―農民連九州沖縄ブロックの研究交流集会が鹿児島県霧島市で開かれ、7つの県連から64人が参加しました。
1日目は、笹渡義夫事務局長が「新たな情勢の下で、農民連を強く大きく」という報告をしました。民主党政権の下での農民連の運動や、農協を巡る新たな情勢のもとで、「農協・自治体キャラバンは、きわめて重要だ。いま行かないでいつ行くのか」と力強い訴えがありました。そして「決めたことはみんなで一緒にやり遂げ、一歩も引かずにがんばりきろう」と強調し、「農民連躍進の息吹を九州から」と締めくりました。
また村尻勝信副会長も「強大な農民連を九州に建設しよう」と呼びかけ、「来年1月の全国委員会までに、過去最高の現勢を上回ることを基本に、各県連の目標を断固達成しよう」と訴えました。
2日目は各県からの報告と意見交換。「米価闘争カンパの取り組みのなかで、農民自身の学習がいかに大切なことかがわかった」(大分)、「JA全国大会以降、農協の対応が変化して対話できる関係になり、希望が持てるようになった」(宮崎)、「『農民連の要求と提言』は本当にすばらしく教科書にもなる。おおいに新聞『農民』を広げよう」「相談所を併設した直売所を開設し、『夢も希望もある農民連』を打ち出していきたい」(鹿児島)など、とても励まされる発言が相次ぎました。
(福岡・みのう農民組合 金子徳子)
茨城食健連がグリーンウエーブ行動
農協の対応に変化
新聞「農民」広げよう
茨城食健連は11月15日、グリーンウエーブ宣伝行動をJR水戸駅前で行いました。
ハンドマイクで「食の安全・安心と食料自給率の向上を求める署名」の訴えをしながら、1時間余りの行動で、チラシを200枚余り配布し、54筆の署名が集まりました。
日曜日の昼時とあって、若い人や高校生がたくさん署名してくれました。「米が水よりも安いなんて…。署名します」「米を輸入しながら減反させるなんておかしい」「6割も外国から食べ物を輸入してるんですか。国内でまかなっていると思っていた」などの声が寄せられました。
(茨城農民連 大内逸雄)
(新聞「農民」2009.11.30付)
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