農のこころ丸山美沙夫
吹きこぼる泡まで光る今年米 松尾 清朝 俳誌『幻(げん)』から。いよいよ新米が食べられる頃となった。稲作農家にとって、この豊の秋を迎えられる日ほど嬉しい日はない。また消費者にとってもその食感が楽しめる日とも言えよう。この作は、はじめて新米を炊く釜の「吹きこぼる泡まで光る」と詠んでいる中に、その喜びの実感が溢れ出て伝わってくるのである。
(新聞「農民」2009.11.2付)
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[2009年11月]
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