備蓄米買い入れ・日米FTA反対全議会へ請願・陳情活動山形県農民連
山形県農民連は、すべての議会への「備蓄米買入れ」と「日米FTA(自由貿易協定)反対」の請願、陳情活動に取り組んできました。その結果、「備蓄米買入れ」の請願・陳情では34議会に提出中、21議会で採択。「日米FTA反対」の請願・陳情では33議会に提出中、25議会で採択されました。 役員会では、これまでの取り組みを総括し、12月議会に向けて、日米FTA交渉に反対する請願を提出できなかったり、陳情しか出せなくて資料配布や継続になった議会への対策を強め、すべての議会での採択をめざすことを決めました。 このうち、県議会への請願は継続審査になりましたが、農水委員長と会見して採択を要請したところ「日米FTA反対については採択できる。それ以外は、ほかの問題も含まれていたので継続審査にした」ということだったので、「日米FTA反対」に絞って12月議会に再提出することになりました。 また、請願を出せなかった市町村については、それぞれ個別に対策を検討。金山町、真室川町、大蔵村についてはそれぞれの農協に請願を提出するか、あるいは紹介議員への橋渡しなどを依頼し、実現の方向で検討してもらうことになり、食健連のグリーンウエーブの取り組みのなかで直接農協を訪問し、相談することになっています。 陳情が継続審査になった舟形町は、議会事務局を通じて担当の委員長に申し入れを行い、西川町は紹介議員と連絡を取って採択実現の方向で努力中です。他の1市4町についても、請願提出が実現するよう日本共産党に協力を要請しました。 これまでの請願や陳情は、出せるところだけ提出した後は“結果待ち”ということが多かったのですが、今回は個別に検討しながら対策を進め、必ず採択を勝ち取ろうと決意しています。 (山形県農民連 洞口昇一)
(新聞「農民」2009.11.2付)
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[2009年11月]
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