「農民」記事データベース20091005-895-09

お米屋さんらを招いて

県南農民組合(茨城)が稲刈り交流会

慣れない手つきで収穫の喜び体験


 9月13日、茨城県南農民組合は、消費者、米屋さんを取手市に招いて稲刈り交流会を行い、30人あまりが参加しました。

 秋晴れの空のもと、帽子、長靴、軍手に身を固め、「いざ田んぼへ」とくり出したものの、鎌は思ったようには扱えず、「切れなーい!」の声が続出。それでも、農家の手ほどきを受けながら、1時間ほどで約5アールを刈り終え、収穫の喜びを体感しました。カエルやザリガニを捕まえて喜ぶ子どもたちの姿も見られました。

 その後、新米のご飯や野菜の天ぷら、煮物、漬け物など、農家のお母さんたちの心づくしのお昼を食べながら、親しく交流。開店したばかりの直売所で買い物を楽しむなど、秋の1日を満喫しました。若い女性の参加者から、「次は『田植え合コン』を企画してほしい」という要望もありました。

気持ちよく汗を流して“達成感”も十分

 また、東京と、遠く沖縄からも参加した米屋さんは、午後から生産者の田んぼを視察。疎植栽培の堂々とした稲株に見入りながら、「展示用に株ごと送ってほしい」「次回はお客さんを連れてきたい」などと語っていました。

(新聞「農民」2009.10.5付)
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2009年10月

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