農民連ふるさとネットワーク産直市 in 主婦会館各産地の野菜・果物・加工品並ぶ
旬・おいしい・安心感…農民連ふるさとネットワークは9月16、17の両日、東京・千代田区の主婦会館前で、主婦連合会(主婦連)の協力を得て産直市を開き、各産地の旬の野菜・果物、加工品が並びました。神奈川農畜産物供給センターは、天然酵母のパン、ジャムなどを出展。「小田原の農家がブルーベリーと梅から作った手作りのジャムです」。産直事業部の浜田明美さんはアピールします。 さいたま市緑区の農家、浅子紀子さんは、キムチ用トウガラシのみそいための試食を行い、葉ショウガ、ズイキ、サトイモなど近郊野菜を並べ、買い物客に栽培方法や調理の仕方などを説明しました。「サトイモは、見沼では、江戸時代からの伝統ある野菜です。天候不順で野菜作りはたいへんですが、次回は、ヤツガシラを持ってきます」。 無農薬茶を栽培する杵塚民子さん(静岡県藤枝市)は「ペットボトルの普及で、お茶を急須で飲む人が少なくなっています。味わいが違うので、ぜひ急須で飲んでみて」と、試飲を勧めながら呼びかけます。藤枝近隣の若い農家約40人が、日本の食と農業の未来を考えながら仕込んだみそや梅干しも並びました。 日本販売農業協同組合連合会(日販連)も、各地の逸品を販売しました。 今まで5、6回買いにきたという文京区に住む主婦(54)は「国産で安心感があります。産直だから農家と直接話ができるのがいいところ。料理の仕方などを説明してくれます。こんなところが都内でもっとあるといいですね」と話していました。
活動紹介の写真やパネル・絵手紙展示1階ロビーには、農民連やふるさとネットワークの活動を紹介するパネルや写真、書籍のほか、稲のはざかけ、絵手紙も展示されました。事前の準備、広報に協力した主婦連事務局の有田貴子さんは「食の問題は、関心が高く、こういう機会のない近くの住民も、農家の顔が見える新鮮な野菜を買いにきます。 会館を使う人も展示コーナーの絵手紙を楽しみにしています」と語っていました。
香川・小豆島(中山地区)の農村歌舞伎
歌舞伎は天正時代(1573〜92年)に流行、農村歌舞伎―村人が演じる地芝居は、それから遅れること100年あまり、いまから約300年前に始まったと言われています。娯楽の少なかった江戸時代に、歌舞伎舞台が各地に建てられ、皆で楽しんでいました。舞台は北海道から九州まで全国に180カ所あまりあり、いまでも各地で上演されています。
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[2009年10月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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