農のこころ丸山美沙夫
間引き菜と落暉あふるる小笊かな 飯島 壽子 俳誌『白炎』から。「間引き菜」は、白菜や大根など散播する作物の生育を助けるために、良好なものを残して間の若菜を摘み取る作業。摘んだ物は、お浸し・胡麻和え・汁の実など初秋の頃のおいしい食材となる。新鮮な旬の風味として市場にも出荷される。こまやかな手作業だが摘まれている笊の夕日の景が美しい。
(新聞「農民」2009.10.5付)
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[2009年10月]
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