農のこころ丸山美紗夫
威銃(おどしづつ)国叱られてゐるごとく 北 登猛 俳誌『響〓(※)』から。収穫の秋を迎えて、島獣の被害から農産物を防ぐためにさまざまな対策がおこなわれている。しかし、荒廃する農地や休耕田など増える一方で、獣の出没も各地に広がっている。最近、猪が稔りはじめた田圃を荒したりしている。獣らを聴覚で威す威銃だが、「国叱られて」と、農政も鋭く突く。
※〓は、「焔」の異体字、「旧」が「日」。 (新聞「農民」2009.9.14付)
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[2009年9月]
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