「農民」記事データベース20090831-891-06

楽しかった! また参加したい!

静岡県農民連 青年部

関連/加工・販売に必要な知識学ぶ


持ち寄り食材でバーベキュー交流会

画像 静岡県連青年部は8月1日、藤枝市でバーベキュー交流会を開き、青年農業者グループの“わこうど結ネット”のメンバーとその友だちや愛知・新城農民連、そして援農で藤枝に来ていた東京農工大の学生など、40人が参加しました。

 メニューはほとんどが参加者の持ち寄り食材です。BBQ(バーベキュー)は、地元で捕らえたしし肉と、“わこうど”メンバーの持ち寄り有機野菜(なす、ピーマン、たまねぎ、オクラ、にんじん、じゃがいも、かぼちゃ、きゅうり、エンサイ、ズッキーニ、枝豆など)です。もちろん、焼き肉用のたれもいろんな野菜をすりおろして作った手作り品! カツオも手に入ったので、煮付けと焼き魚に。しし肉はBBQだけではなく、しし飯にして食べました。手作りの梅酒や梅ジュースなどを持ち寄り、デザートも持ち寄りのスイカと梨です。

 通常はみんなで焼きながら食べるところですが、今回は雨が心配だったので、外で焼く係を交代しながら、ほかのメンバーは屋内で食べて交流を深めました。

 初対面の人がほとんどで、はじめは会話があまり弾んでいないテーブルもありましたが、時間が経つにつれて徐々に盛り上がってきました。初参加で就農して1年ほどたつ人が「若い人とのつながりが普段ないのでとても新鮮でした。また参加したい!」と言えば、他の人も「農業がきっかけで集まったかもしれないけど、農業だけじゃない話もできて楽しかった」と話していました。

 BBQといえば肉がメインですが、準備の打ち合わせで「なるべく地元で誰が作ったかがわかるおいしい野菜をメインでやりたいね」と話していました。この日のBBQは、野菜のおいしさとたくさんの若者との交流で楽しいひと時が過ごせました。今後もいろんなイベントを開きながら、若者どうしの交流をひろげていけたらいいなぁと思っています。

(静岡県連 種石かおり)


加工・販売に必要な知識学ぶ

奈良県農民連と県女性部が共催

農産加工研修会

 「農産物を有効利用したい」「加工品を販売してみたい」という声にこたえ、奈良県農民連と県女性部は7月30日、大淀町で農産加工研修会を開催しました。

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難しい法律や加工施設の見取り図とにらめっこ。みんな真剣

 今回の研修は、施設基準や食品の表示についてです。加工・販売にはどうしても必要な知識となるだけに、参加者は難しい法律や見取り図とにらめっこ。「けっこう難しい用語があるね」「食の安全のために、これだけ細かな決まりが定めてあるんだな」と、真剣に講師の話を聞き、メモをとっていました。

 講義の後は、組合員さん手作りのトマトジャムやいちごジャムを試食。「トマトでジャム?」と驚かれた人も、「めっちゃおいしい!」と感激して、おかわりをする姿も見られました。

 「次は、実際に加工体験をしたい」「どこかサポートしてくれるところはないのかな」「いずれは農民連で加工品部会を立ち上げよう」など多数の意見も寄せられ、次回以降の開催が楽しみな研修会となりました。

(奈良県農民連 池田訓章)

(新聞「農民」2009.8.31付)
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2009年8月

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