北海道信連また400億円の赤字赤字信連が7道県、3・5倍増
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とりわけ神奈川、静岡、愛知、大阪、兵庫などの有力県で、有価証券運用が1兆円を超えており、これらの信連では、表(2)でみるように、膨大な評価差損や売却損を発生させているところが少なくありません。
アメリカからの報道によれば、農林中金が最大の資金をつぎこんだ住宅抵当公社ファニーメイは、本年1〜3月期に231億ドル(2・3兆円)の赤字を出し、4〜6月期にも148億ドル(1・4兆円)の純損失となったことから、公的資金による追加支援を要請しています。アメリカ国内でも「いつまで国民の税金をつぎこむのか」「バブルが終わったいま、幕を閉じるべき企業だ。いつまでも夢を見ずに現実に戻るべき」だといった厳しい声がひろがっています。
農林中金や信連が行っている有価証券などの運用の資金源は、いうまでもなく組合員の大切な貯金であり、単位農協や組合員の経営にも重大な影響を与えることが避けられません。
※決算は、47都道府県のうち、農林中金との統合ずみの10県と県単一農協で信用事業を実施している奈良、沖縄を除く35県が対象。
[2009年8月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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