農民連ふるさとネットワーク農民連の米に熱い期待米屋さんと生産者をつなぐ交流会
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資料を見ながら産地の報告を聞く米屋さんたち |
今年で4回目の参加という氏丸重之さん(尼崎市・ウジマル米穀店)は、「産地の最新情報をじかに聞けるので毎年きている。国産大豆などの商品も店で扱ってみたい」と積極的。「ホームページなどで日常的に情報が得られると、もっとありがたい」と期待を寄せます。
また、2回目の参加の常本泰志さん(米の専門店つねもと)は、「量販店とは違う、新しいものを探している。今年は千葉の“ふさこがね”に興味をもった」と手ごたえを語っていました。
店頭では玄米で販売、そのつど精米します | 蔵井さん(右)は新しい試みに次々チャレンジしています | 近所のスーパーにも出店、こだわりの米が並びます |
岡本の米屋 岡本泰寛さん |
米安米穀店 蔵井謙一さん |
はたの米穀販売(株) 道満正義さん |
大阪市城東区の「岡本の米屋」は、福島県会津農民連の無農薬米などを扱ってきましたが、今年、初めて茨城農民連の無農薬米を仕入れました。大阪ではなじみがうすい関東の米ですが、お客さんの評判がよければ続けて扱いたいたいと考えています。 あいさつに訪れた茨城県南農民組合の山口徹さんに、「産地や生産者の顔が見えることが大切」と、生産者の写真入りのシールを作って送るよう依頼しました。 |
「あすなろの会」の蔵井さんは、大阪市都島区で米安米穀店を営み、早くから農民連の米を扱ってきました。「“提案できる米屋”をめざしていろいろな米を探していて、農民連に出会いました」と言います。 いまは会の仲間も15軒ほどに増え、産地との提携に力を注いでいます。今年は滋賀農民連の農家と協力して、お客さんの「田植え体験学習」を実施。多くの家族連れが参加して、田植えと農家の手料理を楽しみました。 |
大米商理事長の道満さんは、茨木市で「はたの米穀販売(株)」を営んでいます。農民連の米は、卸業者の紹介で京都の米を扱ったのが最初。その後、福島、滋賀、奈良などの米も扱っています。 「農民連は組織がしっかりしていて、生産者の情報をお客さんにきちんと説明できるので、安心して販売できます」と言います。「米袋のデザインを統一するとか、ブランドづくりも意識してくれるといいですね」と期待を語りました。 |
[2009年8月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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