「農民」記事データベース20090803-887-08

千葉県農民連青年部合唱団「わかちばーず」
収穫祭&青年交流会

 「大地に平和の種をまこう」―千葉県農民連青年部とうたごえ合唱団「わかちばーず」は、7月18、19の両日、千葉市土気で、「収穫祭&青年交流会」を開き、約40人が参加しました。
(農民連青年部 武田伸也)


肉入りパエリア・県産牛肉…
“うま〜い♪ うま〜い♪”合唱

 私(武田)の地元で毎年行われてきた、枝豆やトウモロコシ、ナスなどの収穫祭に、初めて参加しました。

 この収穫祭は、食べる・飲む、そして“祭り”にも力を入れ、「素材(物づくり)」の原点を見直させてくれます。

 料理担当の石橋正さんが仕入れてきた県産牛肉を食べたある参加者は、「東京でいい肉を食べていると思ったけど、間違っていた」と肉本来のうまさに衝撃。皮のまま直火焼きしたトウモロコシを食べた友人は、その甘さに感動。みんなで「うま〜い♪ うま〜い♪」と合唱になっていました。

 ご飯もの担当の私は、スペイン留学中にオレンジ農家から学んだ伝統の肉入りパエリアを、直径60センチメートル(米一升用)の専用鍋で地元の食材を使って作ったところ、大成功!鍋は「うま〜い♪ うま〜い♪」と空っぽに。

パエリアを料理する武田さん(左端)

 「次回は、海鮮入りのバレンシア風パエリアで」とリクエストがあったので、来年は期待に応えて田んぼのロブスターでも入れようかと考えています。

 都会で働くOL(28)は、「ヤギが横にいる! こんなワイルドなBBQ(バーベキュー)は初めて」と興奮。また、BBQ台をドラム缶から作る過程を見て、「あるものを工夫して使わないで、何でもお金で買ってしまう都会生活は人間を退化させる」と感じたそうです。参加者一人一人がそれぞれ学べた有意義な収穫祭でした。

(新聞「農民」2009.8.3付)
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2009年8月

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