福岡県農民連、新婦人県本部食と地球を守りたい産直&エコフェスタ
楽しくおいしく 笑いあり、泣きあり福岡県農民連と新日本婦人の会県本部との共催で、「食と地球を守りたい、産直&エコフェスタ」が7月12日、福岡市にある農民会館(4階建て)全館を使って行われました。この催しは、産直運動20周年を記念して行われたもの。3回にわたる実行委員会を積み上げ、目標を大きく上回る260人が参加しました。午前中は、九州大学大学院農学研究院助教の比良松道一さんが、「地球規模で考えよう!食と農・環境―子どもたちの明日のために」と題して講演。比良松さんは、「大学生に自分の食事の写真を撮らせてアンケートしたら、自分で食事が作れない、家族がいても一人で食べている大学生の姿が浮かび上がった。一方で、香川県の中学校の校長先生が始めた『子どもが作る“弁当の日”』では、弁当作りを通じて子どもや家庭が変わっていく」と話し、最後に「いのちをいただく」という本を朗読しました。笑ったり泣いたりの講演に、参加者は口々に「いい話だったね」と話していました。
午後には、新婦人は小組の紹介やエコリフォーム・ファッションショー、米粉によるパン作り、布ぞうり体験会などを紹介。農民連は、お昼の食事(カレー、赤いそら豆ご飯、がめ煮など)やお米の分析、みそづくり、「セダム」という屋上緑化で地球温暖化にストップをかける植物などを紹介販売。昔の農機具の展示、新鮮な野菜やくだもの・加工品の販売、下郷農協の焼肉、木工体験コーナーでははしや鉛筆作りなどもあり、楽しくおいしい催しになりました。 この日の看板は、みのう農民組合の役員さんとその家族が、赤いそら豆で文字を書きました。看板を見た人は、「めずらしい」「わぁ~、目立つね」などと好評でした。
この催しのなかで、新婦人新聞も新聞「農民」も、そして大豆畑トラストの会員も増えました。
(福岡・みのう農民組合 金子徳子)
バーベキューで腹いっぱい奈良県農民連大豆トラスト10周年新婦人と生産者“これからも、元気に発展”奈良県農民連の大豆トラストが、今年で10周年を迎えました。奈良県では、種まきから土寄せ、草取り、はざ掛け、脱穀作業を、新日本婦人の会のみなさんと生産者がいっしょになって行ってきました。今年も6月20日に直植え、7月18日には草取りの作業を行いました。そして、10周年を迎えた今年は、組合員の作った野菜やきのこ、こだわりの豚肉などをふんだんに使ってバーベキューをして、みんなおなかいっぱい食べました。 これからも、20年、30年と楽しく元気に発展できればと思っています。 (農民連奈良産直センター 水井康介)
(新聞「農民」2009.8.3付)
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[2009年8月]
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