平和の願いの発信地になれば9条花だん ひまわりの種まく
福岡・若宮 農民組合今年2月に開かれた女性部総会で、「9条花だん」の取り組みが提案され、気持ちの隅に引っかかっていました。私が数年前から借りている1反の畑は、いつも草ボウボウ。毎年盛大に行われる田植えと稲刈り交流会の時、いも掘りイベントに使用される以外は手付かずで、耕作放棄地のようで何と恥ずかしいことか。「忙しいから無理。でも花は除草剤を使ってもかまわないから、真夏の草刈りから開放される。コスモス畑に取り組めば、この耕作放棄地のような畑が平和の願いの発信地になれる」。この私の提案を受けいれてくれた組合員にはいつも大感謝です。 6月20日、平和の種をまきました。トラクターで畑に「9」の字を書き(曲線はなかなかむずかしい)、そこにひまわりの種をまき、そのまわりにコスモスの種をまきました。
きっと、9月中旬ころからコスモスとひまわりの花が開花し、平和の願いも満開になることでしょう。小さな場所からでもいい。平和の願い、9条守れの声を発信することが大切なことだと思います。 (福岡・若宮農民組合 藤嶋嘉子)
(新聞「農民」2009.7.20付)
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[2009年7月]
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