農のこころ丸山美紗夫
菜殻焚くうしろ日暮の千曲川 高橋 宏和 俳誌『春野』から。菜種づくりは近年少なくなった。種子用として栽培されたり、菜種油の原料に採取されている。菜種は実が莢状に黄ばみ熟した頃に刈り取って、そのまま畑で天日干しなど、揉んだり、足で踏んで収穫される。梅雨期の晴間の作業であり、菜殻を焚く煙が野にいっせいにあがる。残したい風物詩。
(新聞「農民」2009.7.20付)
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[2009年7月]
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