本の紹介
安保ブックレット第5弾
「今日の日米同盟」
締結して50年、いま安保条約の実態は?
2010年は、日米安保条約が結ばれてから50年目の節目の年です。安保破棄中央実行委員会は「いま、安保条約はどのような現状にあるのか」「どうすれば安保条約をなくせるのか」を考えるために、第5弾となるブックレット「今日の日米同盟―安保条約は50年でどこまできたのか」を作成しました。
日本は本当に独立国でしょうか? 核兵器持ち込みの「密約」があり、世界で「最も気前のいい」アメリカ軍への思いやり予算。行きつく先は憲法9条の「改憲」であることなど、次々と問題点をあばいています。
また、安保条約は日本国民の暮らしにも大きな影響を及ぼしています。安保条約2条は経済条項を定め、アメリカの企業が日本での経済権益を拡大するために、次々と要求を押し付けています。農業分野でも、牛肉・オレンジの輸入自由化に始まり、日本人の主食である米にまでおよび、食料自給率は40%という世界に恥ずべき実態にまで落ち込んでいます。日本農業が衰退した大きな原因には、安保条約とアメリカ追従の自民党政治があるのです。
安保条約第10条に定めているように、安保反対の政府がアメリカに通告するだけで、1年以内に条約を廃棄することは可能です。間近に迫った総選挙は絶好のチャンス。総選挙をたたかううえでも、学習テキストとして最適です。
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▼A5判、64ページ
▼定価 400円(送料実費)、ただし、大量注文には割引き有り
▼問い合わせ・注文先
安保破棄中央実行委員会
TEL 03(3264)4764まで
(新聞「農民」2009.7.6付)
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