「農民」記事データベース20090629-882-12

たまには息抜きもいいもんさぁ

岩手 西根農民組合

関連/来年はもっと収量増やすぞ!
  /政治の毒を取り除きましょう


温泉へ田植え慰労のバス旅行

 西根農民組合は6月7日、田植え作業の慰労をかねて秋田県の大湯温泉に毎年恒例のバス旅行を行い、20人が参加しました。

 バスの中では、吉田勘次郎組合長が「これからも私たちの生活を守るために、組合員を増やしながら、世の中を変える活動を強めましょう」とあいさつし、それぞれが自己紹介しました。なかには「大湯温泉の近くの尾去沢(おさりざわ)銀山には、昔から隠れキリシタンが多かった」など、歴史を紹介した人も。

 途中、「大湯ストーンサークル」と呼ばれる古代遺跡を見学し、大湯温泉に到着。温泉につかって、会食、カラオケと大いに盛り上がりました。

 参加した米農家の工藤スミさんは「毎回参加しているが、とても楽しい。疲れがとれる」と語り、野菜農家の井上守さんは「働くばかりでなく、たまには息抜きもいいもんさぁ」と話していました。

大湯温泉近くの古代遺跡“大湯ストーンサークル”で

 帰路のバスでは、「選挙で世の中を変えましょう!」と、確認しあいました。

(岩手県西根農民組合鈴木實)


来年はもっと収量増やすぞ!

ナタネの刈り取り作業

福岡県久留米市 山口 常博さん

 ナタネを栽培して4年目となる山口常博さん(久留米市北野町)の畑で、6月1日、収穫作業が行われました。今年は湿気が多かったせいか、品質・収量ともあまりよくないそうですが、3ヘクタールから6トン取れたナタネは、7〜8月ころに搾られるまで倉庫で眠ります。

 山口さんは「栽培のやり方がわかってきた。技術をみがいて、来年はもっと収量を増やせるだろう」と前向きです。

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 ナタネ油は「風味が良い」「やっぱり天ぷらにはこれ!」と評判は上々。地元紙でも紹介され、販路を広げています。遺伝子組み換えでないナタネを、大豆畑トラストと同じように、運動とともに大きく広げていきたいと思っています。

(福岡・みのう農民組合 金子徳子)


千葉・船橋市 矢島久美子

(新聞「農民」2009.6.29付)
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2009年6月

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