「農民」記事データベース20090608-879-08

休耕田を復田して
はじめての田植え

関連/サツマイモの苗600本植える


千葉県農民連・船橋農産物
供給センターと東都生協

 「減反で荒れた休耕田を復田して米づくりをしよう」―千葉県農民連・船橋農産物供給センターと東都生協(東京・世田谷区)が、昨年12月からスタートさせたプロジェクト。米部会の農家の指導で、ようやく田植えができるまでになりました。

減反で長い間、休耕田となっていた草ぼうぼうの元田んぼ(08年12月)

 5月16日、40人余りが参加して、田んぼの泥に足を取られながら、手植えと二条田植え機で約2ヘクタールの田んぼにコシヒカリの苗を植えました。

田植えができるまでに復田しました(09年5月)

 船橋農産物供給センターの飯島幸三郎さんは「経験のない人たちが、よくがんばった。たいしたもんだ」と労をねぎらいました。今後の作業では、一番たいへんな草取りが待っています。


サツマイモの苗
600本植える

埼玉・春日部楽農倶楽部

画像 埼玉県農民連・春日部楽農倶楽部は5月18日、5人の会員が600本のサツマイモ苗(ベニアズマ)を植えました。

 真夏のような暑さの中で、会長の高橋晃さん、奥さんの勝子さんの指導・援助をうけて作業開始。サツマイモ作りも5年目になり、2時間ほどで苗を植え終わりました。昨年は、苗と苗との間隔を広くしすぎてしまい、植え直すという苦い経験をしましたが、今年はきちんと植えることができました。

 体調が悪かった奈須和子さんは、久しぶりの農作業に汗を流し「都会と違って空気がおいしい。疲れたという気がしない。次も誘ってね」と声をはずませていました。予定よりも早く植え終わったので、ジャガイモの草取りなどを行うこともできました。

(埼玉・春日部楽農倶楽部 西村正昭)

(新聞「農民」2009.6.8付)
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2009年6月

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