派遣村での出会いが契機に
青年10人が農業体験に来る
福岡 みのう農民組合と交流
福岡・みのう農民組合は4月12日、派遣村で出会った青年や会社員、大学生など10人の青年と農業体験しながら、佐々木督文さんの畑で交流しました。
農業体験といっても、ひたすら草取り。桃畑の下草とり、その合間に生えているクレソンを摘んで、パクッと口の中へ。「わあ〜、おいしい」。
農作業で汗を流した後は、炊き込みご飯やサラダ、お煮しめ、お漬物など、お母さんたちの手作り料理に、口々に「おいしい、おいしい」と。
そのあと、ブラジルで1年間勉強して、7年前から農業を始めた梶原嘉将さんが、「農業は会社と違ってストレスがない」などと経験を話してくれました。「土がふわふわで気持ちよかった」と男子学生。「作業中、無心になれた」と女性会社員。「とにかく楽しかった、また来たい」と話してくれた女子学生は、その後も桃の摘雷や大豆畑トラストの手伝いに来てくれました。若い人たちとの交流は、こちらも元気をもらえる心楽しいものでした。
(福岡・みのう農民組合 金子徳子)
(新聞「農民」2009.6.1付)
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