農のこころ丸山美沙夫
春立てり一揆の柱傷のまま 野崎ゆり香 俳誌『堅香子(かたかご)』から。農民一揆の地は各地方に今も大切に保全されている。小作の年貢米は貧しい農民たちの大変な負担であった。不作であってもまけてもらうわけにはいかない。血のにじむような時代の中で立ちあがった人々。その先代たちの血潮は、引き継がれている。「柱傷のまま」が現代の農のこころを覚ます。
(新聞「農民」2009.5.25付)
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[2009年5月]
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