映画紹介アメリカ大規模農業の実像描いた
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2人が育てたトウモロコシは「まずかった」のだが…(提供=エスパース・サロウ) |
工業生産の一部と化したアメリカ農業の巨大な生産力と、それが人々の食生活や健康にもたらす影響が、リアルに映し出されます。また、それを支える農家の経営が、実はアメリカ政府からの補助金によってはじめて成り立っていることも。
日本の穀物自給率はわずか27%。国内の米の生産量の2倍にあたる1600万トン以上のトウモロコシを、主にアメリカから輸入しています。もしかして、あなたの身体もトウモロコシ?
日本の食生活と農業の将来を考える上でも、具体的な示唆がたくさん盛り込まれた作品です。
東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムにて上映中。5月以降、名古屋、京都、大阪、神戸、新潟、那覇でも上映予定。詳細は公式サイト(http://www.espace-sarou.co.jp/kingcorn/)で。
キング・コーン
(監督・制作:アーロン・ウルフ、共同制作:イアン・チーニー、カート・エリス/07年/アメリカ/90分)
[2009年5月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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