ナタネ油の効用聞きました
新婦人の佐賀県本部・鳥栖支部
福岡 菜の花畑訪れ、製油所見学
先ごろ、新日本婦人の会佐賀県本部と鳥栖支部から17人が、久留米市北野町の山口常博さんの菜の花畑を訪れました。ちょうど花は満開で菜の花の香りがぷんぷん。山口さんから「3ヘクタール植えていて、いつもの年より開花が早い。1反で72本(1本920グラム)のナタネ油が取れる」などの説明を受けました。
それから、ナタネを搾っている吉井町の安武製油所へ。約200年の伝統を受け継いだ、6代目の安武正雄さんから話を聞きました。「悪玉コレステロールを増加させ、これを含む食品の規制まで始まっているトランス脂肪酸が100グラム中0・1グラム以下で、とても含有率が低い。パンにそのまま塗ってもおいしい」などの説明に、みな「へえ〜」と言うばかり。
そのあと、ちょうど吉井町で“お雛(ひな)さまめぐり”があったので、白壁や清流などを眺めながらワイワイと観光気分で散策。子どもたちも大喜びでした。
今度は、ナタネ畑トラストで新たな結びつきが広がりそうです。
(福岡・みのう農民組合 金子徳子)
(新聞「農民」2009.5.18付)
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