アジアの農民運動 各地で盛り上がる
首都で5万人の農民大集会開くインド2月18日、インドの首都ニューデリーで、全国から5万人の農民が結集して大集会が開かれました。集会では、生産費をまかなう最低支持価格の実現、農家の借金地獄からの救済、政府農業予算の増額、小麦の関税を60%へ引き上げること、FTA(自由貿易協定)による市場開放反対、遺伝子組み換え作物の禁止など、当面する農民要求の実現を掲げ、政府との交渉も行われました。
ピープルズフォーラムに1千人ASEAN2月28日から2日間、タイのチャアムで開催された第14回ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議は、2015年を目標とする「ASEAN共同体」実現に向けて政治・安全保障と社会・文化分野における行動計画を採択しました。これにあわせて、ASEANピープルズフォーラムが、8カ国から1000人の市民組織・農民代表の参加で開かれました。ピープルズフォーラムでは、「国民中心のASEAN」実現をめざし、グローバルな金融危機・食糧危機に直面している人々との連帯と共同行動をよびかけ、ASEAN主要国政府代表との意見交換を実現しています。
(新聞「農民」2009.3.30付)
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[2009年3月]
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