農のこころ丸山美沙夫
耕して土の鼓動に触れてみる 大西 昭治 『ザ・俳句歳時記』から。春先の野良仕事といえば、まず田畑を耕すことからはじまる。冬の間手入れをしなかった田畑を掘り起して、空気を取り入れ、堆肥を入れたり植え付け準備の土壌づくり。この作は「土の鼓動」を感じとっているように、耕していると、息づいている土の匂いを感ずる。農土も活気づくとき。
(新聞「農民」2009.3.30付)
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[2009年3月]
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