米粉パン作りましょう
奈良県農民連南和センター女性部
「教室」に28人参加、楽しく挑戦
奈良県農民連南和センター女性部は2月16日、「米粉パン教室」を開き、28人(スタッフ、非組合員含む)がパン作りに挑戦しました。
講師は、交流会で親交のあった小倉麻貴子さんと、パン教室仲間でお手伝いとして参加してくれた大谷さんです。小倉さんは昨年末に会社を退職し、夢であった「パン屋さん」を近々開業する予定です。
ことの始まりは、昨年5月に行った「健康チェック」が大好評だったこと。そこで、南和センター女性部代表の中元悦子さんから、第2弾として「米粉パン作りをしよう」と計画が持ち上がりました。さっそく募集したところ、関心が高く希望者が殺到。材料の米粉は、中和センターの内田勲さんが作っている奈良県産米粉を使用。小倉さんが工程ごとに見本をみせ、ていねいに教えていきます。
お昼には、稲田農園の梅を入れた黒米のおにぎり、窪田さんの漬物、小倉さんが作った米粉と黒豆のクッキーに、岩田さんの有機ほうじ茶などで、ぜいたくなご飯に。最後は、自分たちが作った米粉パンを食べながら大いに盛り上がりました。
参加者からは「小麦粉にくらべて水分があってしっとりしている。すごく食べやすい」「パン自体作るのが初めてだったので新鮮でした。さっそく、米粉を仕入れて自分の家族にも食べさせてあげたい」などの感想が出され、中元さんも「このような機会をまた設けていきたい」と話していました。
南和センター女性部では、今後も「楽しい活動」をモットーに、2回目のパン教室や直売所視察、加工の勉強会などを予定しています。奈良県女性部を更に盛り上げようと、意気込んでいます。
(奈良県農民連 S)
(新聞「農民」2009.3.16付)
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