「農民」記事データベース20090309-867-06

農のこころ

丸山美沙夫


 剪定夫枝反るなりに身を反らす

            山本 美紗

 俳誌『るつぼ』から。樹木にはそれぞれの特性があり、また林檎など果樹の剪定にあたっては、庭木などの剪定師と違って、おいしい果実を育てていくという目的がある。徒長した枝を切って、適量の実を育てやすい枝張りにしてやることが必要だ。この作には、果樹づくりに励む愛着が「身を反らす」によく出ている。

(新聞「農民」2009.3.9付)
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2009年3月

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