新しい事務所で収穫祭
奈良・北和センター
関連/農民連と新婦人は絶妙なコンビ
“もちつき”が一番人気
「定期的に朝市を」の要望
奈良県農民連・北和センターは昨年11月16日、10月に移転したばかりの新しい事務所で第2回収穫祭を開き、130人余りが参加しました。今年は、地域の農家や消費者にも農民連を知ってもらい、いっしょに楽しんでもらおうと計画。近隣の住宅地に案内のビラを入れ、農家に声を掛けて宣伝しました。
一番人気は「もちつき大会」。つきたてのきねつきもちをみんなでまるめてあんこやきな粉をほおばると「昔のふるさとを思い出したよ」と懐かしむ人も。地元の病院スタッフの協力で、健康チェックも行いました。
参加者から「朝市を定期的にやってほしい」「お手伝いをしたい」「出荷したい」などの要望が出され、さっそく朝市用の店舗をみんなで協力して建設することになりました。「人が集い、夢をはぐくむ農民連の活動にしよう」―役員・組合員のみなさんの元気が、センター活動の大きなけん引車になっています。
(奈良県農民連「北和だより」から)
静岡・掛川市
信頼と協力深めた産直フェスタ
静岡県農民連と新日本婦人の会は昨年11月24日、掛川市で「持続可能な地球へ―食と環境・いのちをまもる輪をひろげて」を合言葉に、産直フェスタを開きました。
農民連食品分析センターの八田純人さんが、スーパーで販売しているおにぎりを使った簡単な実験をまじえて講演。新婦人小組の発表、産直品の食材で作った農民連弁当、そして体験コーナーなど、新婦人から子ども45人を含め348人、農民連から52人が参加し、「新婦人の女房に、農民連のおやじ」―このコンビが絶妙でした。
どうしたら農家が安心して暮らせる経営ができるのか。それは、生産者と消費者の強い協力がなければ到底できません。福祉や教育、労働者が人間らしく働く問題、そして憲法を守ることも、すべて根っこは共通です。この運動には、たいへんな苦労が伴うと思いますが、そんな苦労を楽しく続けるには、新婦人と農民連の信頼と協力の太い絆(きずな)が大事です。お互いに知恵を出し合ってがんばりましょう。
Yes We Do!
(静岡県農民連「わたしの田んぼニュース」から)
(新聞「農民」2009.1.26付)
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