乳価上げろ! 酪農に未来を!北海道東部4町村から 大型トラクター連ねデモ
北海道東部の酪農の街、別 海町で12月2日、「乳価あげろ!」とトラクターデモを行いました。農民連・釧根地区協議会の呼びかけに、標茶、浜中、厚岸、弟子屈など近隣の4町村から、酪農家が約30人参加ました。 デモには、「90円乳価の実現を」などののぼり旗をかざした大型トラクター5台のほか、「若者に夢を、酪農に未来を」の横断幕をかかげたトラック10数台が参加。明治乳業と森永乳業に「年内に乳価を引き上げること」などを申し入れました。 北海道の乳価は、今年4月から平均5円70銭ほど引き上げられましたが、飼料代や資材価格が上昇を続け、経営収支は改善していません。ホクレンは先月、来年3月から平均乳価で5円30銭引き上げると発表。しかし年末に間に合わず、不安を募らせています。 (北海道農民連 岩崎和雄)
畜産・酪農危機突破対策をぜひ大パニックシンポ呼びかけ人ら政府要請先月末に開催された「超多収飼料米が畜産・大パニックを防ぐ」シンポジウムの呼びかけ人らが、12月10日、畜産・酪農の危機を突破するため、シンポで採択された「集会アピール」を携え、農水省に要請しました。上原公子さん(前国立市長)、清水鳩子さん(主婦連合会参与)、石澤直士さん(青森県常盤村養鶏農協専務理事)や、農民連の石黒昌孝さんらは、「世界的に食料高騰が深刻化している今、減反強制などとんでもない。食料自給率向上に取り組んでほしい」、「飼料米増産はその突破口となる取り組みで、消費者の支持も大きい」と、訴えました。
(新聞「農民」2008.12.22付)
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[2008年12月]
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