丹後農業研究所 水稲部門存続を京都農民連丹後地域センターが要請
京都農民連丹後地域センター(松村統克代表)は12月4日、京都府知事に対し「丹後農業研究所と水稲研究・開発部門の存続、強化を求める要請書」を提出しました。この要請は、京都府が農林水産試験研究機関の統廃合を計画し、丹後農業研究所の水稲部門を廃止しようとしているために行ったものです。 同地域の米は、西日本で唯一、コシヒカリ「特A」という高い評価を受けていますが、これは長年にわたる農家の努力と研究所の指導が結びついた成果であり、研究所の存続・強化は地域の農家と住民の強い願いです。 要請に対応した府農林水産部の西川参事は、「みなさんの意見をふまえて再編案をまとめる」と述べ、「水稲部門を残すということですね」と念を押すと、うなずいていました。 (京都農民連丹後地域センター 安田政教)
学習会・要請・早朝宣伝を展開兵庫グリーンウエーブ兵庫食健連は11月15日、神戸市内で全国食健連の坂口正明事務局長を講師に「世界の食糧と食糧主権〜農薬やカビ汚染の米が、なぜ食用に?米汚染の真相に迫る」と題して学習会を行い、40人が参加しました。坂口さんは、なぜ汚染米が輸入され流通したのかなどを説明し、「食料自給率を向上し、国内生産をどうしていくかが問われている」などと述べました。各分野から、激安米や表示の偽装など、なまなましい報告がされました。 18日にはJA県中央会と、19日には神戸市役所前で早朝宣伝をした後、神戸市農政課や神戸市教育委員会と、20日には県庁前で早朝宣伝をした後、県農林水産部と、28日には学校給食について県体育協会と、それぞれ懇談しました。 (兵庫農民連 上野信行)
(新聞「農民」2008.12.22付)
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[2008年12月]
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