手つなぎ元気出そうぜ東京土建 青年フェスタ“挑戦”
農民連青年部が模擬店
11月30日、東京・代々木公園で、東京土建一般労働組合(東京土建)青年部が主催する「青年フェスタ“挑戦”」が開かれました。同青年部の結成50周年を記念した催しで、建設業に働く青年やその家族、各界の青年組織の仲間など1万3000人が集いました。農民連青年部も参加しました。 |
農民連青年部は、7府県と本部などから約20人が参加。持ち寄った農産物は大人気でした |
東京土建青年部の呼びかけに応え、農民連青年部も模擬店を出店しました。葛西拓美部長が青森県から夜行バスで駆けつけるなど、7府県と本部、食品分析センターから約20人が集合。野菜や果 物、お茶を即売したほか、地鶏スープの「まいたけ汁」をつくってふるまうと、たちまち人だかりができ、次々に完売しました。
山形県からリンゴ、洋なし(ラ・フランス)などをもって参加した星智也さんは、「イベントへの出店は何度も経験していますが、こんなに売れ行きがいいのは初めて」と驚いていました。農民連への信頼と期待も感じられた一日でした。
「収穫祭だ!さあ行こう」で軽快に始まったステージでは「会津身知らず柿」「兼業農家に捧げる歌」など10曲を演奏しました。メンバーの1人が父親の介護体験をモチーフにして作った歌、「陽だまりの中」では涙する人も。ステージの最後は、憲法9条を歌った「ピース・ナイン」、会場のみなさんといっしょに楽しく踊り、歌いました。
今回の演奏は、同市で8月に行われた「原爆写真展&平和のつどい」でヒューマン・ファーマーズの演奏を聞いた方が、「今回の『つどい』でもぜひ演奏して」と誘ってくれたもの。あっという間の1時間でしたが、熱心に聴いてくださり、コンサート後のCD販売では「良かったわよ。涙が出ちゃった」などの感想も聞かれました。
ヒューマン・ファーマーズは、今年で結成20周年を迎えます。12月23日(開演は午後1時半)には記念コンサートを開く予定です(会場は結城市文化センター)。
これからも、日本の食と農を守る運動といっしょに歩んで行きたいと思います。
[2008年12月]
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