農政を変え、農業を守る確かな力
第18回大会の成功めざし、
会員と読者拡大の大飛躍を!
農民運動全国連合会 白石淳一会長が訴え
全国の農民連会員のみなさん
いよいよ、年明けの1月20日に、結成20周年の記念すべき大会を迎えます。今度の大会は、20年のたたかいを踏まえ今後の運動の発展をめざす方針を確立する節目となる大会です。
いま、雇用や福祉、医療などあらゆる分野で国民と自民・公明政治の矛盾が激化し、国民的なたたかいが麻生政権を追い詰めています。
汚染輸入米事件でも、食の安全の問題とともに、義務でもないミニマム・アクセス米を義務だとして輸入しつづけていたことが、事件の根本原因であることを浮き彫りにしました。そのことが国民の怒りを買い、政府も汚染米を輸出した国に積み戻させることや廃棄などの対策を取らざるを得なくなっています。こうした状況を作り出すうえで、農民連の果たしてきた役割はたいへん大きなものがあります。
いま必要なのは、こうした運動の成果を持って、価格下落や資材高騰で苦悩する農民と話し合い、会員や新聞「農民」の読者になってもらうことです。そのことが、農政を変え農業を守る確かな力になります。
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新聞「農民」の購読を訴える福岡・みのう農民組合の佐々木督文さん |
大会を「運動も組織も大きく前進した」と共に喜び合って迎えるために、農民連会員のみなさんが一大奮起されることを心から訴えます。
(新聞「農民」2008.12.15付)
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