地域から憲法と平和守ろう
第2回北関東ジャンボリー 栃木・那須塩原
「連根の会」は、1969年から1971年にかけ、中津川フォーク・ジャンボリーの企画運営に携わったフォークシンガーの笠木透さんの呼びかけで結成され、憲法9条と平和を守る運動を地域から世界に広げていこうと、活動しています。
2005年夏、第1回「憲法フォーク・ジャンボリー」を東京・上野で開催。その後、憲法フォーク・ジャンボリーが各地で行われていますが、昨年は茨城県結城市で1回目の北関東憲法フォークジャンボリーが開かれました。今年は11月9日に2回目が栃木県那須塩原市で開催。
参加グループは、茨城のヒューマン・ファーマーズなど9チーム。ヒューマン・ファーマーズは、「食糧主権が世界を救う」「君の笑顔を守るために」「丸腰でいこうぜ」の3曲を演奏しました。
最後は、笠木透と雑花塾、そしてヒューマン・ファーマーズも雑花塾のメンバーとしてステージにあがり、「スミレの花」「ANSWER」「ピース・ナイン」など、参加者と歌いました。
交流会では、主催者メンバーの大武ゆきえさんのお母さんとご兄姉の3人で作った笹巻き、いなり寿し、天ぷらそばなどの福島・郷土料理がテーブルに並び、参加者がコンサートの感想や平和への思いを話しました。
「小さな集まりを数多く開き、一人ひとりが自ら考え発言し、表現していくことで世の中は変わっていくのではないか」と言う笠木透さんの話に、参加者は決意をあらたにしていました。
(茨城県西農民センター 久保幸子)
(新聞「農民」2008.12.1付)
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