農民連 大会成功向け全国代表者会議会員と読者拡大が農政変える力運動に確信もち取り組みに総力を
農民連は11月14、15の両日、東京都内で全国代表者会議を開き、36の都道府県から74人が参加しました。 開会にあたって白石淳一会長は「各地のたたかいの経験を交流し、農民連の運動に確信を持って、結成20年の大会を成功させよう」とあいさつ。 本部を代表して報告した笹渡義夫事務局長は、農政を動かしてきた農民連の役割にふれ「これまで通 りミニマム・アクセス(MA)米の輸入ができない事態に追い込んでいる。輸入が止まれば増産が必要になり、農政の大転換が必要になる」と強調し、当面 の課題として(1)麻生内閣を追いつめ解散・総選挙をかちとり政治を変えること、(2)大会成功のために会員と読者を増やすことに総力をあげること、とくに新聞「農民」の読者を年内に1000部増やそうと提起しました。 そして、食健連のグリーンウエーブ行動などと結んだMA米を輸入中止に追い込むたたかいや、量販店などの農産物「買いたたき」をやめさせるたたかい、畜産、資材高騰対策の要求実現に向けた各地の取り組みや経験を紹介しながら「農政を変えることができる今の情勢への確信をすべての会員のものにして、2つの課題実現に向けておおいに奮闘しよう」と呼びかけました。 また、真嶋良孝副会長が、アフリカ・モザンビークで開かれたビア・カンペシーナ国際総会について報告。農民連ふるさとネットワークの横山昭三事務局次長が汚染米をめぐって報告、「農民連の運動で政府は追い詰められている。こうしたなかで、生産者の顔の見える米を求める動きが広がっている。今こそ、農民や国民の期待にこたえる農民連をつくる時」と述べました。
多彩な取り組み組織拡大へ決意都道府県連やふるさとネットワーク理事から28人が発言。「訴えれば訴えるほど広がる」(千葉)というMA米輸入中止を求める請願の取り組みや、「限界集落の多い地域だが、農民連がある地域は元気だ。いまががんばり時だ」(岡山)、「役員が若返り、G8サミット対抗行動に参加して自覚が高まった。県連ニュースの発行など、おおいにがんばりたい」(静岡)、「青年部ができそうだ。さらに組織を大きくして、地域センターに専従者を置けるようにしたい」(兵庫)、「税金相談や免税軽油の取り組みで、“農民連に入ってよかった”と喜ばれている。もっと取り組んで増やしたい」(宮崎)など、多彩 な取り組みと組織の拡大に向け決意が語られました。
農民連も参加 汚染米問題訴え人間らしく生きられる仕事と生活を
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チンドン屋を先頭に「人間らしい仕事と生活を」と求めた世直し雷大行進 |
行進は、チンドン屋を先頭ににぎやかに浅草寺周辺を一週。観光客や通行人にアピールしました。
[2008年12月]
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