産直祭り
20回目の節目 茨城・阿見センター
1000人の大にぎわい 阿見町も参加
茨城農民連・阿見産直センターは11月1日、秋晴れのもと、今年で20回目となる「産直祭り」を食健連と共催で開催しました。阿見町の町長さんも参加するなど、およそ1000人が訪れておおいににぎわいました。
今年の産直祭りは恒例の元気汁も完売し、餅つきを実演しながらきな粉もちと辛味もちも大好評。また舞台では、ヒューマンファーマーズの百姓ソングライブ、地元地区の尺八や三味線に合わせた踊りや民謡も会場を沸かせました。
阿見産直センターは、新日本婦人の会と農民組合が家族の健康と日本農業を守ることを目標に、18年前に産直運動に取り組んだのが始まりです。中国製冷凍ギョーザ事件や輸入汚染米を食用に流用した事件など、政府の対応には怒り心頭です。いまほど食の安全・安心が問われる時はなく、産直運動の原点が消費者に理解されやすくなっています。消費者に安全・安心でおいしい農産物、食料品を届けることを目標に、食と農業を守る人たちと協力して、生産者一丸となって力を合わせてがんばっていきます。
会場では、「食の安全と自給率向上、地域農業の振興を求める請願署名」を呼びかけ、40筆ほどが集まりました。
(茨城県南農民組合ニュースから)
(新聞「農民」2008.11.24付)
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