農のこころ丸山美沙夫
過疎の村軒にぎやかに吊るし柿 関 和美 俳誌『かまつか』から。柿のたわわに色付いた景や吊し柿は、農村の原風景の残す風情がある。しかし、過疎化で空家となり、放置された柿のたわわな情景は忍びない。だが、この作から感じられるのは、軒に吊るされた干柿の「にぎやか」から、しっかりとその地に生き、働く農家の生活が息づいている逞しさも。
(新聞「農民」2008.11.24付)
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[2008年11月]
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