11・13行動
自公の農政は狂っている
自公の農政は狂っている
11月13日、東京・霞が関周辺で、「なくせ貧困! 守れ雇用! 生活危機突破!」を掲げた中央総行動が行われ、中央省庁交渉や総決起集会、国会請願デモなどに全国から5500人が参加。金融危機が深刻化するもとで、「金融バクチのツケを国民にまわすな!」と力強くアピールしました。
農民連・食健連総決起集会と農水省交渉
農民連・食健連は午前中、ミニマム・アクセス(MA)米や畜産危機などをテーマに農水省と交渉を行ったのち、正午から日比谷公園で行われた総決起集会に合流。「外米の輸入をやめろ」などと書いたムシロ旗を掲げ、米俵を担いだり、野菜やおにぎり、牛の着ぐるみに身を包んだりしてステージに上がり、各界代表とともにリレートークに参加しました。
決意表明を行った千葉県農民連の大木伝一郎会長は、国民が汚染米を食べさせられる一方で、減反の強制で銘柄米の新米が豚のエサになっている実態を報告。米作り農家の怒りを込めて、「自公政権の農政は狂っている」と告発しました。また、参加者に5000本の牛乳を提供した千葉北部酪農農業協同組合の高橋憲二さんは、酪農家の窮状を訴え、乳業メーカーに乳価引き上げを要求するとともに、適正価格の実現について消費者の理解も求め、参加者から大きな拍手を受けました。
集会終了後、農水省前でもMA米中止、食料自給率向上などのスローガンを掲げて行動し、さらに国会まで元気にデモ行進しました。
(新聞「農民」2008.11.24付)
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