税金問題Ｑ＆Ａ

税金払えない時「納税猶予」を

　Ａ　「税金が払えない」など困った時は、「納税の猶予」を申請しましょう。「通常の納税の猶予」は、災害で被災したり、本人や家族の病気、事業の休廃止、事業での著しい損失等の事実（猶予該当事実）がある場合、また納税者が国税を一時に納付することができない（納付困難）と認められる場合に、その納付困難な金額の納税を猶予するものです。

　「納付困難」とは、「納税者に納付すべき国税の全額を一時に納付する資金がないこと、または資金があっても、それによって一時に納付した場合に、納税者の生活の維持もしくは事業の継続に著しい支障が生ずると認められること」を言います。

　「納税の猶予」を受けようとする場合には、「納税の猶予申請書」を税務署（地方税の場合はその役所）に提出します。

　詳しくは、09年版の「確定申告の手びき」を見てください。

大いに活用を

「確定申告の手びき」「農業収入・支出帳簿」
09年版できあがりました

　時給179円の低米価や、「3年後には消費税率を引き上げる」と明言する麻生首相に、農家の怒りが高まっています。

　“一円でも節約した納税を”と願う農家の要求にこたえる絶好のチャンス、農民連の出番のときです。税金の手びきとノートを活用して、おおいに増税政策の中身と農業・農村つぶしの実態を学習し、まわりの農家にも呼びかけ、自主計算・自主申告をすすめましょう。

　11月14日から発送可能です。注文・問い合わせは、農民連本部か都道府県連事務所まで。