映画「アンダンテ」
旭爪あかねさんの小説「稲の旋律」
映画になります
来春の田植え時期に
撮影開始、12月公開へ
旭爪(ひのつめ)あかねさんの小説「稲の旋律」が映画になります。映画の題名の「アンダンテ」とは、「ゆっくりと。歩く速度で」という音楽用語。
小説「稲の旋律」は、主人公の千華が、ひきこもりの生活から必死に立ち直り、新たな自立の道を懸命に模索する物語。千華が「誰か私を助けてください」と書いたメモをペットボトルに入れて置いてきたのは、晋平の田んぼでした。こうして始まった千華と晋平の交流が、千華のひきこもり生活を徐々に変えていきます。
監督の金田敬(さとし)氏は、これまで「青いうた、のど自慢青春編」や「春琴抄」などの作品を演出。撮影は、来春の田植えの時期からスタートし、稲刈りのころに終了。11月ころの完成、12月公開をめざします。
「製作協力券」への支援よびかけ
プロデューサーで映画制作委員会代表の桂壮三郎さんは、「シナリオ普及版」を公開し「多くの人に読んでもらい、批評をいただきながら、完成度の高いシナリオをめざしたい」「映画を通じて、食と農業問題を掘り下げたい」と抱負を語っています。また、「製作協力券」への支援を呼びかけています。
▼製作協力券は1枚1000円。100枚分を1口とします。支援いただいた方(団体・個人)には、撮影現場の見学、出演者・スタッフとの交流、映画のタイトルクレジットへの掲載など特典があります。
▼問い合わせ先 映画「アンダンテ」製作委員会 TEL 042(396)7815 ホームページ http://www.ggvp.net/andante
(新聞「農民」2008.10.27付)
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