環境公害セミナー開く 病体生理研、公害・地球懇企業の農地取得の狙い告発
石井駒澤大学名誉教授が講演東京保健会病体生理研究所と公害・地球環境問題懇談会は10月4日、共催で「第18回環境公害セミナー」を東京都内で開き、50人余りが参加しました。セミナーでは、駒澤大学名誉教授の石井啓雄さんが「食の安全と農業・農地問題」と題して講演。戦前の半封建的で寄生的な地主所有から戦後の農地改革、家族的経営のあり方やヨーロッパとの違いを比較しながら、詳しく説明。とくに、耕作者主義を否定し、株式会社の農地取得を推し進めようとしている財界のねらいを告発し、近く農地法「改悪」案が農水省から示される可能性がある、と述べました。 そして、「スイスではなぜ自給率が高いのか」などの質問に、「スイスの農産物価格が、ドイツやフランスといった隣国よりも2、3倍高くても、スイス国民は国内産を買っている。それは、独立心の強い国民性と政府による所得補償が支えているから」などと答えました。
「地球の温暖化を止めよう」公害・地球懇学習用のDVDを制作公害・地球懇はこのほど、地球温暖化問題の学習用にDVD「地球の温暖化を止めよう」(18分)を制作しました。「映演労連の協力もいただき、たいへん内容の充実したDVDができあがりました。仲間との学習に、ぜひ活用してください」と呼びかけています。
▼ 頒価は1000円。注文・問い合わせはTEL 03(3352)4938まで。 (新聞「農民」2008.10.27付)
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[2008年10月]
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