総選挙外米の輸入はきっぱり廃止を!
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飯豊山をバックに“農業まもれ、米まもれ”と会津農民連のトラクターデモ |
水田の4割もの減反押し付けでも、未達成の地域には基盤整備の事業を採択しないなどのペナルティーで脅し、米を作らせない政策に躍起です。こんな逆さまな農政で、食料自給率を向上させることはできません。
また、アメリカいいなり、財界優先で米の生産や流通をメチャクチャに破壊してきたのが、小泉「構造改革」でした。農家切り捨ての経営“安定”対策、「米ビジネスを発展させ、売れる米づくりを流通面から促進」してきた規制撤廃。その結果、伝票を動かすだけのペーパー会社まで参入し、汚染米によるボロもうけのシステムを生み出しました。
こうした農政を推し進めてきた自民党・公明党に農政はまかせられません。
多くの国民が食料自給率を向上させる農政を願っています。いまこそ、農民の要求が届く政治を実現しましょう。
政策、主張が違うからこそ、総裁選で争ったはずの与謝野、石破両氏が入閣し、しかも石破氏は農水大臣とは疑問視せざるをえない。“軍事オタク”といわれる人物に、農業についてどれだけの見識があるのだろうか。
いま汚染米の食用への意図的混入で日本中が大混乱し、的確な対応を迫られている。また、食料自給率向上、対外的にはWTO交渉などの緊急課題が山積みのとき、政府・与党は本当にやる気があるのか、と問いたい。
日本の農業、農村をひん死の瀬戸際まで追い込んだのは、50年以上にわたる農業軽視の自民党政治の結果であると断言せざるをえない。今度の総選挙こそ、農民一揆の好機である。農民連の行動と、農民パワーの結集に期待している。
[2008年10月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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