農のこころ丸山美沙夫
稲架丸太かつぎ農夫のたぢろがず 村田 姫山 俳誌『白炎』から。稲の刈取りとおいしいお米にする乾燥、精米の大事な時期である。米作地帯の原風景として見られたその地方の特徴のある稲架干しの景は見られなくなってきた。省力化と機械化によるもので、当然でもあろう。だがこの句のように、稲架干しにこだわっている農の姿もある。土性骨の据る感動だ。
(新聞「農民」2008.9.22付)
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[2008年9月]
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