農のこころ丸山美沙夫
馬鈴薯堀るはるか戦後を引きづりて 鈴木 星司 俳誌『道標』から。南米のアンデス高地が原産地。日本にはジャカルタより渡来し、「ジャガタラいも」として食用に欠かせない農産物となっている。男爵など多数の栽培品種が改良されて、調理法も多用である。戦争と食糧難の頃を思い起すのも、薯堀りの頃でもあろう。戦後六十三年その暗い翳を背負って農も生きる。
(新聞「農民」2008.8.25付)
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[2008年8月]
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