国際青年フォーラム
運動広げ世界を変えよう
世界のこと日本のこと交流
「届け! 青年の思い」――。農民連青年部、全労連青年部など各団体の青年たちが集まって五日、国際青年フォーラムを開き、海外ゲストを含め、約百人が集合しました。
全労連青年部長の野村昌弘さんによる「地域・職場で直面している問題を大いに交流しよう」との開会あいさつに続き、パネルディスカッション。海外からの報告では、タイのカティンさんが、自国の農民運動にふれ、「地に足のついた活動が世界を変える」と日本の運動を激励しました。
インドネシアのイクワンさんは、土地解放、農地確保など青年の大規模な運動を紹介。スペイン・バスク地方のイラッツェさんもバスクの農業の現状と農民の運動、政府による手厚い青年の就農プログラムについて報告しました。
農民連青年部長の葛西拓美さんは、日本の農業の現状と農業青年の就農実態をのべました。
参加者は、労働条件や農業、食料、環境などの問題で自らの願いや思いを託してプラカードに書き込みました。
さらに三つのグループに分かれて討論。日ごろの悩みや疑問、意見をぶつけ合いながら交流しました。
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自らの思いをこめたプラカードを高々と掲げる青年たち=5日
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農民連青年部の佐藤哲子さん(福島)が「パレードでG8首脳への要求を世界にアピールしよう。私たち青年の運動を世界に広げ、世界を変えよう」と行動提起しました。
(新聞「農民」2008.7.21付)
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