農のこころ丸山美沙夫
田まわりの梅雨夕焼を被て戻る 村田千花子 俳誌『山ぼうし』から。暦の上で入梅は六月十一日頃から三〇間を梅雨と言う。この時期は青稲の育つときでもあり、長雨が続くが、年によって雨の少ない空梅雨となることもある。水の管理とともに、病害虫の発生に注意が必要になる。もう梅雨あけも近い頃だろう。「夕焼を被て戻る」に、明日への農の姿が見える。
(新聞「農民」2008.7.21付)
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[2008年7月]
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