「農民」記事データベース20080526-829-10

楽しいタケノコ掘り

茨城・阿見産直センター


お母さん掘れたよ〜!

 茨城県南農民組合・阿見産直センターは四月二十七日、直売所近くの竹林で、新日本婦人の会とのタケノコ掘り交流会を開き、約百三十人が集いました。毎年楽しみにしている新婦人の会員さんが、東京から貸切バスなどで集まり、楽しいひと時を過ごしました。

 すがすがしい竹林の中で、黄緑色の顔を出した小さなタケノコを見つけると、子どももおとなも元気にクワを振り上げ、ていねいに掘り始めました。でも、掘り返し作業はなかなか難しく、農家の人に助けてもらいながら、みんな次から次へと袋に入りきれないくらい収穫していました。なかには三十一キロ以上ものタケノコをお土産にする人も。なかなかできない経験に、笑顔が絶えない掘り取り作業でした。

 ひとしきりタケノコを掘った後は、近くの集会所で食事をしながら交流会。

 「毎年参加しています。孫も連れてきました」「最近会員になってくれた人を誘ってきました。日本農業を肌で感じて、交流の大切さを楽しんでくれました」「野菜ボックスの試食品は食べたことがあるけど、とらなかった。きょう阿見に来てとることを決めました!」など、みんな嬉しそうに語ってくれました。

 来年も、阿見の竹林にあたらしい仲間を誘って来てくれることでしょう。

(茨城県南農民組合 山口徹)

(新聞「農民」2008.5.26付)
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2008年5月

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