5月10日に温暖化シンポ公害・地球懇G8サミット向け方針確認
「なくせ公害、守ろう地球環境」の合言葉で幅広く活動している公害・地球環境問題懇談会(略称=公害・地球懇)は四月十九日、東京・渋谷区で二〇〇八年総会を開き、研究者や弁護士、公害被害者など三十人余りが参加しました。そして、今年の重点的な取り組みとして、「『待ったなしの温暖化対策』と洞爺湖サミット」を掲げ、G8サミットにむけた当面の取り組みを話し合いました。(写真〈写真はありません〉) 総会では、ヨーロッパの温暖化対策の取り組みについて現地調査した日本共産党の笠井亮衆議院議員から報告を受けたあと、東京の大気汚染公害裁判や、新たな水俣病のたたかい、高尾山に「トンネルはいらない」運動、地球温暖化対策と戦略アセスなどについて、特別報告がありました。 討論の中で、農民連の真嶋良孝副会長が、新聞「農民」の記事を紹介しながら、世界的な食料危機と地球温暖化対策の問題点と、七月四、五日に開かれる「食糧主権の日」などのG8サミット対抗行動について、発言しました。 公害・地球懇では、G8サミットに向けて、五月十日にシンポジウムを開催し、(1)「ストップ温暖化―エコウエーブ」(宣伝・学習、自治体への申し入れ)のよびかけ、(2)実効ある温暖化対策を求める国民署名―に取り組みこと。六月二、三日の公害被害者総行動を大きなステップとして成功させること。G8サミット対抗行動ではアピール行動を企画し積極的に参画することーなどを確認しました。
地球温暖化シンポジウム▼ 日時 5月10日(土)午後1時半〜5時 (新聞「農民」2008.5.5・12付)
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[2008年5月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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