「食べもの通信」(4月号)
「食と農を生きる力に―食農教育のすすめ」特集
家庭栄養研究会編集の「食べもの通
信」四月号(四百四十六号)は「食と農を生きる力に〜食農教育のすすめ」の特集を組んでいます。
政府が「食育推進基本計画」を策定し、「食育」が各地で取り組まれています。なかでも「食事バランスガイド」を活用した外食産業や、食品企業による「食育」活動が、学校でも展開されています。
「食育」をブームとして終わらせないためにも、「いのちを守り、生きる力をはぐくむ」ことを位置づけて、食と農の教育力を見直すことが求められています。
今回は、一月二十七日に家庭栄養研究会が開いた学習会をもとに、講演の内容や議論の中身を詳しく特集しています。
好評だった大阪千代田短期大学非常勤講師の山崎萬里さんの講演「人間をとりもどす食農教育〜農業の目で教育を」の詳報を掲載。二月に文部科学省が定めた改訂「学習指導要領」の問題点を取り上げています。
創刊三十八周年を迎えた「食べもの通信」のあゆみと、食農教育に果たしてきた役割とが一目でわかるように紹介されています。
問い合わせ・申し込みは(株)食べもの通信社まで。
Tel03(5800)5438、Fax03(5800)5356
(新聞「農民」2008.4.28付)
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