「農民」記事データベース20080421-825-14

この人

新聞「農民」の新スタッフ 町田 常高さん(48)


人生のまとめといえる仕事を

 人懐っこい笑顔と誠実な人柄。四月から農民連本部に就職し、新聞「農民」の編集スタッフに。そして当面のもう一つの仕事は、七月の北海道・洞爺湖サミットにむけたG8対抗行動準備チームの一員として、ビア・カンペシーナの海外代表やNGOと共同して「食糧主権の日」の集会やパレード、農村交流ツアーなどを成功させることです。

 一九五九年八月、東京都品川区に長男として生まれ、北海道大学農学部で太田原高昭教授に師事、農業経済学を学びました。昨年八月急逝した二瓶康一さん(前編集長)の先輩にあたります。

 大学卒業後、農山漁村文化協会(農文協)で主に農業実用書の出版にかかわり、その後、民医連の月刊誌「いつでも元気」の編集長、さらには「四〇歳代で医学系出版社を三回転職。もうこりごりです」という、出版一筋の経歴の持ち主です。

 「農業分野には関心があり、農民連で働きたいという希望を持っていましたが、かないませんでした。ようやく二回目の“ご縁”が実りました」と町田さん。「農民連は結成二〇周年を迎え、勢いを感じます。その蓄積したものを大事して、さらに発展させたい」と抱負を語ってくれました。そして“個人的には”とことわりながら「もうすぐ五〇歳、農民連で人生のまとめといえる仕事がしたい」―まさに“五〇にして天命を知る”です。

 趣味は、写真とジョギング。カメラは自室にゴロゴロだそうです。その腕前は、新聞「農民」の紙面づくりにもおおいに発揮されるでしょう。

(新聞「農民」2008.4.21付)
ライン

2008年4月

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